ダナンで出会う愉快な仲間たち

ダナンとダナンで知り合った仲間を紹介

ダナンのフルーツその1マンゴー(xoài)

ダナンでは、土地柄、当然いろんなフルーツを食べることができます。バンコクシンガポールに負けるとも劣らずの種類のフルーツがいろんなところで売っています。こちらの食生活では、どうしても生野菜をたべることが少なくなってしまいますので、ビタミンCの補給に欠かせないのがフルーツです。

 

最初来たばかりの頃は、スーパーやコンビニ(あるんですよ、地元のやつですけど)で買っていました。しかし、会社から帰る道の途中に路上にたくさんの種類のフルーツを並べて売っているおばさんがいます。一般に、ベトナムでは露店や市場で外国人がものを買うと2倍の値段になるというので、ヨダレを流しながら見るだけの毎日でした。

 

しかし、いつの頃からか会社の同僚のAちゃんと帰り道が時々一緒になるようになり、彼女にアシストしてもらってその店で買って見ました。最初に買ったのは、無難にマンゴー(xoài)でした。4個6万VND 。渡す時マンゴーを指差しながら、おばさん何か言ってました。Aちゃんによると「これが1番熟しているから、これから食べなさい」と言っていたらしい。まぁ、一人だったらわかりませんでしたね(^^; 

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ところで、このおばさんダナン人にもれず、とってもいい人だったようで、それからはそこを通りかかるとニコッとしながら、何やら話しかけて来ます。肩をポンと叩いて、きょうはこれがおいしいよと言ってきます(多分(^_^)v)。勧めてくるものもランプータン(chôm chôm)やジャックフルーツ(mít)などおいしいもんばっかりです。

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ちなみに、買うたびに少しづつ値段が下がってくるようで、今ではマンゴーは1個10,000VND 50円ですね(^_^)v  。いやぁ、ダナンのベトナム人ってほんとにいいひとばかりなんだよなぁ…。

おばさん曰く、「フルーツはお肌にもいいから毎日たべるのよ(もちろんAちゃんの通訳)」だそうですよ。でも今更この歳でねぇ…

 

 

移動体重測定サービス業(?)

日本人のベトナム人に対する一般的なイメージは、「やせてる。細い。」ですが、しばらく暮らしているうちにそうでもないことに気づいて来ました^_^  過去に旅したことがあるミャンマーと比べると明らかにベトナム人の栄養状態は確実に向上しているようです。

 

でもベトナム人の美人の条件の第一は、「細くて、脚が長い」なので、このために努力をせざるを得ない体型の方がいます。一般的にベトナム人は、ちょっとの距離でもバイクなので、歩くのは嫌いです。そういう状況の中、街の中心を流れるハン川や私の近くの公園では、歩いている人がたくさんいます。目的はもちろんダイエットですね。その人たちを狙ってこんなおねぇさん(おばさん)がいます。

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何でしょう?

 

これは、流し(?)の身長/体重測定屋さんです。測定器は、移動式で、身長と体重が測れるんです。このおばさん達、真夏でもジングルベルなどの音楽を大音量で鳴らして客が来るのを待ち構えています。でもこちらに来てから一度も実際に測定している人を見たことがありませんでした。こんなんで商売になるのか?とちょっと心配してました。ちょっと、怪しげだしなぁ(^^;

 

でも先日、とうとう見てしまいました。

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いやぁ、いるんですね〜。恐るべし。歩いてどれぐらい効果があったか確認してるんでしょうか?

 

でも私はあえて言いたい。「ベトナム人よバイクを下りて歩きなさい」。まぁ、無理か…

ホイアン(Hội An) 灯籠流し

ホイアンについては、もう日本にもかなり紹介されていますが、なかなかいいところです。特に、夜は幻想的というかレトロというか、さらになんともいい感じになります。また、毎月、満月の夜にはランタン祭りが催され、さらに観光客で賑わいます。

 

そんな中で、一つ前からやってみたかったことが灯籠流しです。ホイアンの旧市街を流れるトゥポン川に灯籠を流すことです。会社の同僚のTちゃんをガイドにして行ってきました。ちゃんは、私の生徒でもありなかなか真面目でいい子です。授業開始は、2時からと連絡した場合、普通のベトナム人は2時に席を立ちますが、彼女はちゃんと2時に来ます(^o^)

 

トゥポン川の両岸には、灯籠を持ったおばさん、おねぇさんが待ち構えています。彼女たちから、灯籠を買って、川に流すことになります。この時は、2000VNDでした(安っ!)。故人の冥福を祈りながら、厳かな気分になります。

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いいですね〜〜。

 

後日また行きましたが、この時は5000VND!どうも売り子によっても値段が違うようです。ホイアンには他にも色々見るもの、美味しいものがありますね。何回行ってもいいところです。いっそここから、会社に通うか、なんて思ってしまいます。

 

でもこういう観光地に行く時は、やっぱり、ベトナム人の友達と行くといいですね。食事にしても買い物にしてもホントに助かります。英語が通じないところがいっぱいあるんですよね。Tちゃん、ありがとう^_^

 

五行山(マーブルマウンテン Ngũ Hành Sơn)

会社での所属部門のトップから依頼されて、私が日本語を教えているのがエンジニアのNさんです。教えているといっても、毎朝30分程度コーヒーをのみながら、いろんな話題について日本語でトークするだけなんですけどね。平均年齢26、7歳のこの会社にあって彼は私の年齢に近い(比較的ですけどね^_^)40歳と異色の存在です。10年ほど前に京都で1年間働いていたといってますが、レベルとしてはN3の上ぐらいです。日本語の感を取り戻すためにトークをしたいということのようです。あのうるさい出川を痩せさせた感じの顔ですね(^o^)

 

そんな彼の実家は、ダナンの観光名所の一つである五行山のそばです。五行山は名前の通り五つの山からなりますが、大理石でできているためマーブルマウンテンと呼ばれています。ダナンからホイアンに向かう道沿いにあるので、観光客はよく訪れるところです。

歩いて登る道もありますが、無理しないでエレベーターを使いましょう(有料です)。上はこれまたけっこうな山道ですが、洞窟があったり、山の上から見る景色が良かったりと評判もいいようです。

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洞窟は2つほど入ってみましたが、大きい洞窟は光が差してなかなか神秘的でした。小さい洞窟の近くにはチップを要求する客引きもいますし、洞窟自体たいしたことはないので行かなくても良いかと。

 

帰りもエレベーターで降りようとしたら、なんと別料金!歩いて降りましょう。ちょっときついけど、年配の方でもOK です。エレベーターを乗った場所からちょっと離れたところに出て来るので、ちょっと車を探してしまいました(^o^)

 

登り口、降り口とも付近には土産物屋がありますが、大理石は重いので買う人は少ないみたいです。けっこう高いです。

 

五行山、まぁ近いので、ダナンに来たら一度は行った方が良いかと思います。

 

 

Com Ga A.HAI」(コムガーアンハイ)

コムガーと言えば、ダナン名物の一つですが、ここCom Ga A.HAIは、けっこう日本人の間でも評判の店です。でも最初に一人で入るにはけっこうローカル色が強くて、半分屋台風の敷居が高い店です。

 

色々ネットでも評判だったので、意を決して一人で入ってみました。メニューが貼ってありますが、ベトナム語なのでよくわかりません。でもQuayが揚げもも肉、Luocが蒸し鶏肉という知識はネットで調査済み(^-^)なので、迷わず「くわぁい」と言うと、通じたみたいです(この瞬間って緊張が走りますよねぇ)。

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ちょっとかじってしまった写真ですが(^o^)。うん、おいしいですね。誰かが言っていたように手づかみが食べやすいですね。

 

実はこの店、後日、日本人の女の子Mちゃんと来ましたが、十分満足していました。M ちゃんちょっと変わった子で、婚活のためベトナムに来たとか。でも日本人を探しているとかで、なんかふわふわしてる感じでした。その後会ってないけど、どうしているんでしょ。大丈夫かなぁ、とちょっと心配しています。

 

ベトナム人でもベトナムに来る日本人でも変わった人は沢山いるということがよくわかりました。まぁ、当たり前か。

リンウン寺(Chùa Linh Ứng)

ダナンのビーチ沿いにある高級ホテルの窓から、遠くを眺めると大きな白い観音像が見えます。レディ・ブッダの像です。ダナンに来た当初、これを見て、日本のあちこちにある村おこしか何かの為に建てられた、趣味の悪い観音様を思い出していました。当然、そんなところに行ってみようとも思わなかったわけです。

 

ところが、たまたま教え子のUちゃんと一緒に夕食をしたことがあって、その帰りに、「リンウン寺に行きましょう」と誘われました。彼女は、ちびまる子ちゃんのたまちゃんに似てちょっと中国系の顔です。でもとても性格が良くて、最近恋人もできたと紹介してくれました。

 

そんな彼女のバイクで行くことになったんですが、女の子のバイクの後ろに乗る時はいつも気を使いますよね。体が触れないように離れて乗るけど、時々話しかけてくるので近ずかなきゃいけないし…20分ぐらい乗って到着です。

 

(^o^)(^o^)(^o^)絶景でした。

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 こんないい所ならもっと早くくればよかった。まさに一見にしかずですなぁ。その後しばらくしてもう一度行きましたが、その時は雨で対岸はよく見えず。でも観音様も立派なもんです(^-^)

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ダナン、いい所です。

 

バイクタクシー

ベトナムバイク社会です。道路はバイクのためにできていると言っても過言ではないでしょう(きっぱり(^-^))。歩道を歩いているからといって安心はできません。油断してるとすぐ脇をバイクのお姉さんがすり抜けていったりしてヒヤッとします。彼女らにとっては当たり前なんでしょうが、日本人にとっては驚くことが多いです。また、車道から歩道へゆるいスロープがあります、もちろんバイク用です。そんなところに立って、信号待ちをしようもんならとっても怖い目にあうことになります。

 

まぁ、「ベトナムに歩道はない!」という名言があるぐらいですから、歩く人のことなんか考えちゃいないんですね。また、ベトナム人は、少しの距離でもバイクを使います。小学生なんかは親がバイクで送り迎えです。だから、歩いているのは、我々外国人が大半です。

 

そんな歩く人を狙っているのが、バイクタクシーのおじさんです。意味不明のベトナム語で声をかけてきます。多分、「乗ってかない?」と言っているとは思いますが、なんか怪しげです。いつもは無視するんですが、ある時夜遅くて、タクシーが捕まらない時にとうとう乗ってしまいました。まぁ、特に遠回りされることもなく、安く済んだのはいいんですが、おじさんが貸してくれたヘルメットが、汗臭くて………

風呂に入るまで染み付いてました(-_-;)

 

客を狙っているバイクタクシーのオッチャン。

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ベトナムで歩行者がいかにないがしろにされているかという一例がこれ。

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ベトナム旧正月用の金柑の木で塞がれてしまった歩道。とても歩けません。1週間以上この状態でした。

 

あっ、今回は愉快な仲間が出て来ない(;_;)。でもバイクのおじさんが出たからいいか。